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新しい家の玄関を考えるとき、靴の収納と照明までは図面に書いた。では、雨の日の傘はどこに置く?
たとえば、帰宅したら片手に買い物袋、もう片手に閉じた傘。鍵を開けて、靴を脱ぐ。そこで傘の行き先がないと、土間の端へ立てかけることになりそうだよね。
床に傘立てを置かず、ドアに収納できたらどうだろう。
候補になるのが、山崎実業の「マグネットアンブレラスタンド タワー」。上下のホルダーを磁石で取り付ける、傘の収納用品だよ。
ただ、新築の玄関ドアに何でも付けてよい、とは言えない。LIXILの公式FAQでは、電気錠を使う場合は動作不良につながる可能性があるため、マグネットの取り付けを勧めていない。ここは購入前に押さえておこう。
答えを先にまとめると、ドアのメーカーと仕様、錠の方式、取り付け面を確認し、適した場所がある場合に検討するよ。収納可能本数は四本、耐荷重は2kg。どちらも手持ちの傘で考える必要がある。
これから家を建てる人も、もう住んでいる人も、まずは自分のドアと傘を出発点にしよう。付けるかどうかを決める前から、玄関で傘を持つ動きは考えられるからね!
ドアを選ぶときに聞いておこう。磁石と電気錠は別の確認
ドアの色や木目を選ぶ打ち合わせで、傘立ての話までしていいの?
しておこう! 実際に使いたい収納があるなら、その条件を先に伝えるほうが、選んだあとで変更を考えるより話が具体的になる。
今回のタワーは、磁石の付く面に上下の部品を取り付ける商品。だから、ドアへ付けたいなら、まず表面の材質と、設置したい位置を確認するよ。ドア全体が同じ材質だとは考えず、内側のどこへ付けるつもりかまで示したい。
LIXILの公式FAQでは、高断熱仕様と断熱仕様は表面材が鋼板なので、材質上はマグネットを付けられると説明している。一方、アルミ仕様は磁石が付かない。また、表面が鋼板でも額縁や化粧材などがアルミの場合があるんだって。
なるほど、金属っぽく見えるドアなら全部同じ、ではないんだね。
ここではLIXILの案内を紹介しているので、ほかのメーカーや別の仕様へそのまま広げないよ。自分が選ぶ商品名と仕様で聞いてみよう。
さらに、材質上付くという説明も、この傘立ての取り付けをメーカーが検証した、という意味ではない。LIXILもマグネットの取り付けは未検証で、磁気の強さによっては鋼板でも付かない可能性を挙げている。
もう住んでいる家なら、ドアの書類や品番を確認するところから。どの面で使いたいかを写真で残しておくと、メーカーや施工会社へ相談するときに伝えやすい。新築の打ち合わせ中なら、予定しているドアの仕様書と、この収納用品の情報を一緒に見てもらおう。
そして、忘れずに錠の方式も確認する。
LIXILでは、カードキー、リモコンキー、スマートフォンなどを使う電気錠について、磁石の影響で動作不良につながる可能性があると案内している。そのため、電気錠を利用する場合はマグネットを取り付けることを勧めていないよ。
「少し離せば大丈夫かな」と、この記事から距離の目安を出すことはできない。電気錠を選ぶなら、その便利さも含めてドアの計画を優先し、傘の置き場を別に考えよう。収納用品を付けるために、希望していた錠をすぐ変更する必要はないからね。
相談のメモは、ドアの商品名、内側の取り付けたい場所、錠の方式、予定する収納用品の四つで十分。お店で見た傘立ての写真だけを渡すより、取り付ける面まで示すほうが判断につながる。
取り付けに適した面が確認できたら、次に寸法と傘の本数を見よう。材質や錠の条件が合わないなら、今回はドアへの設置を見送る。ここで決められれば、傘立てを買ってから行き先を探す手間は増やさずに済むよ。
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上と下で寸法が違う!傘を持って、必要な高さを考えよう
この商品の品番は、ホワイトが7641、ブラックが7642。上下のホルダーを使うタイプで、メーカーの仕様には二つの寸法があるよ。
| 部分 | メーカーの寸法 | 置き場を考えるときに見る点 |
|---|---|---|
| 上側のホルダー | 幅16×奥行5×高さ5cm | 傘を支える位置と、周囲の操作部分 |
| 下側のホルダー | 幅16×奥行5×高さ8cm | 傘の先を入れる位置と、床からの距離 |
あっ、上下で高さが違うんだ!
幅はどちらも16cm、奥行は5cm。でも二つを合わせて、高さ13cmの小さな一体型になるわけではないよ。ホルダーの間には、手持ちの傘に合わせた空間が必要になる。
楽天の取扱店では、上下を別に取り付け、傘の長さに合わせて調節できると説明している。だから、新しい家の図面へこの商品の高さだけを書いても、傘を収めた全体の範囲はまだ決まらない。
まずは長傘を一本閉じて、先端から上の持ち手までを見る。持ち手が曲がった傘なら、その出っ張りも含めて考えよう。数値を測るだけでなく、収納した姿を想像すると、上へ必要な余白が分かりやすい。
次に、使う人が持ち手をつかむ位置を考える。大人だけの玄関なのか、子どもも自分で取るのかで、検討する位置は変わるよね。家族が触れる場所だから、何cmが正解と決めるより、実物の傘を持った姿で合わせたい。
購入前のイメージ作りなら、紙に16×5cmの範囲を書き、手元で傘と並べてみる方法がある。図面には取り付け面と周囲の余白を書き込む。まだドアへ貼り付けなくても、部品と傘がどのくらいの範囲を使うかは考えられるよ。
ただし、この紙の大きさは外寸の確認用。傘が入る内側の広さや、仕切りの間隔をその紙から決めることはできない。太い持ち手や大きな傘を使うなら、商品情報を追加で確認しよう。
メーカーは、下側の仕切りを利用して折り畳み傘も収納できると案内している。でも、太さや長さが違う折り畳み傘が何でも同じように収まるとは限らない。自分が使うものを閉じた状態で測り、入れたい部分と照らす必要があるね。
長傘は収納場所、折り畳み傘は鞄の中、と家族で使い方が違うなら、両方をこの一か所へ集めなくてもいい。毎朝取り出す傘だけをここへ置く案もあるよ。収納できる種類が多いことと、全部を同時に集めることは別に考えよう。
色を選ぶのは、そのあとでも大丈夫。白か黒かで迷っている間に、傘を持った腕とドアのハンドルがぶつからない位置を一つ決められたら、玄関の計画がちゃんと進む。まず上下の部品と、実際の傘。この組み合わせを見てみようね。
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四本の数字に合わせず、家にある傘とドアの動きで選ぼう
メーカーの収納可能本数は四本、耐荷重は2kg。
では、家族四人なら一台で決まり?
そこは、もう一歩だけ見よう。傘の太さも重さも、家族の使い方も違うからね。
取扱店の「くらしのもり」では、四本は目安で、紳士用など太めの傘は二〜三本という説明がある。商品ページの本数だけで買うと、家の大きな傘が入った時点で予定が変わる可能性があるんだね。
そこで、家にある傘を一度そろえてみよう。家族が普段使う長傘、折り畳み傘、予備の傘。来客用に取ってあるものまで含めると、日常に必要な本数とは違う数になることがある。
たとえば、二人暮らしで普段の長傘が二本、予備が三本ある場合。五本全部を玄関ドアへ集める前に、まず普段の二本をそこへ置く計画にして、予備の行き先は別に考えられる。買った収納用品の本数に合わせて傘を減らす必要もなく、使う順番で分ければいいよ。
四人家族でも、それぞれが細い長傘とは限らない。子どもの持ち手が大きい、大人が大きな傘を使う、折り畳み傘を常に鞄へ入れる、と内訳を書いてみる。名前だけの四本より、どの四本かが分かるほうが選びやすい。
重さも本数とは別の条件。軽い傘が二本だから大丈夫と見た目だけで判断せず、収納したいものの重さを確認し、商品側の耐荷重を超えないようにする。取扱店では、取り付ける鉄の厚みや表面の塗装、面の強度や状態によっても耐荷重が変わると注意している。
買い物袋や鞄も近くへ置きたい場合は、傘の収納と分けて計画しよう。今回は傘用の商品を検討しているので、袋の持ち手まで追加で引っ掛ける置き方は提案しない。傘を選ぶ場所と、荷物を一時的に置く場所を図面に分けて書いておこうね。
2kgという数字を、どのドアでも同じ強さで支える保証にはしないよ。商品とドア、両方の条件が合っていることが先。設置したあとは、同梱の案内を読んで、固定され安定しているかを確認してから使おう。
本数を決めたら、今度は扉の動きだね。
閉じたドアに傘が収まっていても、開く途中で壁や下駄箱に近づくかもしれない。玄関は、扉が閉じている時間だけで使う場所ではないから。
新築の図面なら、ドアの開く向きと、傘を置く面を一緒に書いてみよう。扉が動く範囲に、傘の持ち手や収納部品も入って動くと考える。傘立ての部品は奥行5cmでも、傘や持ち手まで常にその範囲だけに収まるわけではないよ。
収納扉や玄関のハンドル、ドアガード、通風の操作部など、使う部分をふさがないかも見たい。ここで全部のドアに共通する取り付け位置を出すことはできないので、予定の部品を含めて施工会社へ相談しよう。
住んでいる家なら、荷物を持って帰るときの手の動きを想像してみてね。傘を戻す側へ手を伸ばすと鍵の操作を邪魔する、靴を脱いだあとでは届かない。そんな配置なら、寸法上は付けられても、毎日使う場所としては見直したい。
ここは「付く場所」を探すだけで終えず、「傘を持って帰った自分が、そこへ戻せるか」まで考えるところ。家族それぞれが使う一か所だから、普段の傘を手に、出入りの順を一緒にたどってみよう。
雨から帰ったあと、乾いた傘を戻すところまで決めておこう
傘の置き場は、乾いている日の姿だけで考えないでおこう。
たとえば、雨の夕方。閉じた傘から水が落ちて、玄関にはほかの家族の靴もある。そこで、傘をいったん置く場所と、乾いたあとに戻す場所を分けて考えたい。
今回の商品について、取扱店は屋内用と案内し、軒先など雨がかかる場所での使用を避けるよう注意している。外側のドアに付ければ室内が濡れない、と先に決めてしまわないようにね。
濡れた傘の扱いは、傘のメーカーの説明や家の設備に合わせよう。この記事では、このホルダーに入れるだけで傘が乾く、下側が水を完全に受け止める、といった機能は確認していない。乾燥用の設備として選ぶ話にはしないよ。
家の計画では、雨から帰ったときにどこで靴を脱ぎ、どこへ濡れたものを置くかを相談する。外に一時置きする案なら、自分の敷地や通行の範囲、雨風の条件も考える。室内で乾かす案なら、床や壁に水が付くことと、人の通り道を一緒に見たい。
傘を広げる広さまで土間に必要かな、と迷ったら、普段の傘を開いた寸法を見てみよう。収納時の16cm幅と、傘を乾かすために使う範囲は大きく違う。収納の製品が小さいから、雨の日の扱いまで小さく済むとは限らないんだね。
乾いた傘をここへ戻すと決めるなら、その担当やタイミングも家族と話しておこう。きっちり当番を作らなくても、夜に傘を確認する人が一緒に戻す、朝出る前に自分の分を見る、と暮らしに合わせて決められる。
ドアに置く傘が日によって変わる家では、常に四本まで詰めるより、入れるものが変わったときに収まりと重さを見直したい。折り畳み傘を追加したことで、隣の長傘が取り出しにくくなっていないか。帰る人の手が塞がっているときも、出し入れしやすいかを見よう。
使い続けるときは、取り付け面も確認する。取扱店では、磁石を強くこすり付けたり、同じ面に長く付けたままにしたりすると、色や傷が付く原因になることがあると注意している。付けたまま滑らせて位置を変えるような動かし方は避け、実際の手入れや外し方は商品とドアの案内に従おう。
届いた商品を取り付ける前には、同梱の説明を確認してね。売場の説明と気になる違いがあれば、取り付ける前に販売店やメーカーへ聞こう。目で見て固定できたと思っても、設置条件まで読み飛ばさないようにしたい。
新築の打ち合わせなら、今日持っていくメモには「傘の置き場」と書くだけでもいい。そこへ、ドアの仕様、電気錠の有無、普段の傘の内訳、雨から帰ったときの一時置き場所を足していこう。
その条件が合う玄関なら、上下を分けて付けるタワーは、床へ傘立てを置く面積を使わずに収納する候補になる。適した設置面を用意できないなら、床や玄関収納側へ行き先を作る相談をしよう。どちらも家の傘の居場所を決めるための選択だよ。
さあ、図面の玄関に、いつもの傘も連れていこう!
帰って、鍵を開けて、傘を置いて、靴を脱ぐ。その順をたどれたら、収納のサイズを見るだけより、自分の家に必要な場所が見えてくるからね。